title_kenko740

潰瘍性大腸炎やクローン病の予防に高カカオチョコが期待できるってホント?

更新日:

酪酸を増やして腸を丈夫に!

チョコレートは便秘によいことで知られています。チョコレートに含まれるカカオの不溶性食物繊維(リグニン)や「難消化性のたんぱく質『カカオプロテイン』」(*)がうんちのかさを増し、お通じを改善。さらに善玉菌のエサとなり腸内環境を整えるからです。
▲出典:* 株式会社明治ホームページ「チョコレートでおいしく健康に」

chocoまた最新の研究によると、カカオが腸にいいのは、どうやらそれだけではないようです。

株式会社明治と帝京大学古賀准教授の共同研究によると、高カカオチョコレートは腸内フローラで酪酸(短鎖脂肪酸の一つ)を大量に生み出してくれる善玉菌「フィーカリバクテリウム」を増やす効果があることが判明しました。

高カカオチョコレートを摂取すると腸内細菌叢のうち、フィーカリバクテリウム属の腸内細菌(中略)が腸内細菌全体に占める割合を増加させる

▲出典:株式会社明治プレスリリース「高カカオチョコレートの継続摂取による短鎖脂肪酸産生菌の増加について」

高カカオチョコレートの厳密な定義はなく、一般におよそ70%以上含まれているチョコを呼ぶようです。

 

スポンサーリンク

 

「フィーカリバクテリウム」が生み出す酪酸とは大腸粘膜の分泌を促し腸管を保護してくれる物質。活発なぜん動運動を支えるだけでなく炎症やアレルギーを抑える効果も期待できることがわかっています。

潰瘍性大腸炎(UC)やクローン病(CD)などの炎症性腸疾患は大腸の粘膜を炎症を起こし、ただれたり、潰瘍ができたりする病気です。高カカオチョコレートが期待できるというのは、あらかじめ粘膜できちんと保護し腸管を強くしておけば、炎症になりにくいという理由からなんですね。

高カカオチョコレートはポリフェノールが含まれ美容にもよいとされています。ぜひ、積極的に摂っていきたいですね。

ちなみにこれはあくまで予防策であり、すでに下痢などの症状が現れている方、炎症性腸疾患の疑いのある方は利用を控えてください。不溶性食物繊維が腸壁の負担となり、症状を悪化させる可能性があります。

 

 

kijisita_nannokoto

短鎖脂肪酸(酪酸) 酪酸菌 食物繊維 善玉菌 下痢 腸内フローラ

【記事について】
●医師及び専門家の監修を受けたものではありません。信頼性および薬事法に関しては十分注意を払っておりますが、その点をご理解の上、お読みください。●一般に「Wikipedia」の出典は否定的に捉えられていますが「まとめてわかる!」では引用元が脚注により明記され、運営側から信頼性の疑義がかけられていない記述については、学術的な論文と同様に扱っています。●記載の情報は投稿時のものであり、現在は新しい事実が定説となっている場合があります。また効果を保証するものではありません。個人差があることをご了承ください。 
 icon-exclamation-triangle 「免責事項及び著作権」についてはこちらをご覧ください。

スポンサーリンク

おススメ記事

eyecatch_benpi 1

ウンチが出ない、オナラが溜まるだけではありません。便秘は腸内 …

eyecatch_tsubodesukkiri 2

からだが冷えたり、ストレスによって自律神経が乱れると腸は硬直 …

title_kikenai740 3

そのときの状況によってさまざまな対策法が考えられます。 恋人 …

-健康でいたい, 炎症性腸疾患
-, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,

Copyright© まとめてわかる!みんなの「腸とウンチ」 | 教えて・健康・美容・悩み事 , 2017 All Rights Reserved.