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中国由来の生薬「青黛(せいたい)」が潰瘍性大腸炎に有効と科学的に証明される!

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潰瘍性大腸炎の治療に一部個人の間で用いられてきた漢方薬「青黛(せいたい)」が臨床試験によって実際に効果があることが判明しました。

慶應大学などが発表

試験を行ったのは慶應大学など、およそ30の施設の共同グループ。

慶應義塾大学病院IBD(炎症性腸疾患)センターのホームページによると

青黛が含有するインジゴが、近年、粘膜治癒を促進する物質として世界的にも注目を集めているインドール化合物であるという点に着目

出典:慶應義塾大学病院IBD(炎症性腸疾患)センター

潰瘍性大腸炎の患者さんに臨床試験を行った結果

従来の治療薬に反応しなかった難治例を含めて約7割の患者さんに有効で、内視鏡において劇的な改善を認めた例もあり、有望な代替治療薬の候補になりうると考えられました

出典:慶應義塾大学病院IBD(炎症性腸疾患)センター

青黛に含まれるインジゴは藍染めの染料に用いられるもの。漢方薬としては細菌の活動を鎮める効果があるとされており、古くからさまざまな治療に用いられてきました。

近年、潰瘍性大腸炎への有効性を期待する個人が自らの判断で入手し摂取したりなどしてきましたが、改めてその効果が科学的に確認されたかたちです。

この研究を代表する金井隆典教授は潰瘍性大腸炎の治療法として期待される「糞便移植」について、早くから着目してきた研究者の一人。その道の専門家によって、さらに新しい可能性が開かれたわけです。

 

副作用に注意

ただし、厚生労働省は2016年12月「植物由来製品による健康被害(疑い)について」と題し、青黛の副作用について注意を促しています。

青黛(せいたい)を摂取した潰瘍性大腸炎患者において、肺動脈性肺高血圧症が発現した症例が複数存在することが判明
(中略)
自己判断で青黛を摂取せず、必ず医師に相談するよう

出典:厚生労働省

とのこと。

効果を実証した慶應大学でも「本臨床試験に参加された患者さんの中での肺動脈性肺高血圧症発生例はありません」としながらも、その因果関係を否定できない現状から、2017年1月以降の臨床試験は中止されています。(出典:慶應義塾大学病院IBD(炎症性腸疾患)センター

今後はさらなる研究によって副作用の低減が期待されます。

 

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