vitamin-pexels740

ビフィズス菌が大腸で生みだすビタミンに注目

更新日:

ビフィズス菌は代表的な善玉菌の一つ。大腸で乳酸菌の助けをかりて繁殖します。ビフィズス菌は脳やカラダの活性化を支え、さらに美容効果をもたらすビタミンB群や、健康な骨作りに欠かせないビタミンKを合成します。腸で吸収されたり、腸内細菌自身の栄養として消費されています。

 

gekijoh02

健康な脳やからだ、キレイに欠かせないビタミンB群

ビフィズス菌はビタミンB1・B2・B6・B12、葉酸、ニコチン酸などのビタミンB群を作ります。それぞれどんな働きをするのか詳しく見てみましょう。

 

スポンサーリンク

 

ビタミンB1

炭水化物(食物繊維+糖質)からブドウ糖を作るとても重要な栄養素です。ブドウ糖は脳のエネルギーとなり、記憶力や集中力を支えます。3大栄養素として並ぶたんぱく質や脂肪などがそれに代わることはできません。

またビタミンB1は筋肉にエネルギーを送るため「疲労回復のビタミン」と言われます。

胚芽米や玄米に多く含まれているのですが、精米技術が発達し白米ばかり食べるようになった現vitamin_brain代人はビタミンB1不足に陥りがちです。ビタミンB1が不足すると体全体にエネルギーが行き届かなくなり疲れやすく、イライラが募り、注意力が散漫になってしまいます。アルツハイマー病の患者はブドウ糖を脳にうまく供給できないことが知られています。

ビタミンB2

3大栄養素のなかでもっとも高いカロリーを持つ脂質を代謝(燃焼)するのに必要な栄養素です。カラダの成長に不可欠で皮膚や髪、歯、爪などの細胞を再生します。動脈硬化の予防やアンチエイジングの要となります。

ビタミンB6

たんぱく質からアミノ酸を分解すvitamin_kafunshohる際に用いられる栄養素です。アミノ酸は基礎代謝を高め脂肪を燃焼しやすいからだを作ります。脂肪肝を予防する効果があるとも言われています。

またたんぱく質の吸収を促すため健康的な肌や髪、歯、爪、粘膜などを維持するのにも欠かせません。免疫力を向上し、皮膚炎や花粉症などのアレルギー症状への抵抗力を高めます。

ホルモンのバランス維持にも役立ち、月経前の不安定になりがちな心を落ち着かせる効果があります。

ビタミンB12と葉酸

連携して造血作用を高めます。貧血になると疲れやすく、耳鳴りやめまい、動悸・息切れなどの症状が現れます。

また葉酸は赤ちゃんの先天性異常のリスクを減らし、妊婦の栄養バランスを補助、授乳時は幼児の健康維持にも役立ちます。

 

スポンサーリンク

BABY葉酸

 

ニコチン酸(ナイアシン)

糖質や脂質の代謝に不可欠な栄養素です。また飲酒によるアルコールを分解する際に働く「酵素」を助けます。暴飲暴食や偏った食事、大量のアルコール摂取はニコチン酸をたくさん消費してしまいます。その結果、ニコチン酸が不足し、皮膚炎や下痢、認知症、不安、抑うつ状態などを引き起こす場合があります。

 

ビタミンB群をたくさん含む食物

vitamin_liverpaste参考までにビタミンB群を多く含む食物を挙げておきましょう。たとえば胚芽米、玄米、レバー、うなぎ、牛乳、ナッツ類、たらこ、かき、かつおやまぐろ、さんまなどの赤身魚、菜花、枝豆、ほうれんそうなどがあります。

ただしビタミンB群は水に溶けやすい「水溶性ビタミン」の仲間です。またビタミンB1は熱に弱かったりします。そのため茹でる煮るなどの調理によって減少してしまいます。生食(牛・豚レバーの生食は食中毒の危険が高いため飲食店での提供は禁止されています)または蒸しもの、炒めものが向いていると言えるでしょう。

もしビタミンB群が余っても水溶性なので尿といっしょに排出されます。ちょっと黄色くなりますが心配はいりません。

 

スポンサーリンク

 

血液凝固、カルシムの吸収を助けるビタミンK2

ビタミンKは正flora_vitamin常な血液凝固や骨、歯の形成に必要な栄養素です。ビタミンK2のほかビタミンK1がほぼ同じ働きをします。どちらも通常の食事で摂取することができ不足することは稀です。しかしビタミンを吸収する小腸やカラダの隅々まで運ぶための肝臓が弱っていると、善玉菌の産み出すビタミンK2に頼らなくてはなりません。

ビタミンKが不足すると鼻血や月経過多、骨粗しょう症、骨折などを引き起しやすくなります。また血液の凝固能力が落ちるため、出血すると止まりくくなります。ビタミンK2(メナキノン)は骨粗しょう症の治療薬にも用いられています。

 

ビタミンKをたくさん含む食物

ビタミンK2は納豆などの発酵食品に多く含まれます。またビタミンK1を多く含む食物にはモロヘイヤ、あしたば、おかひじきなどがあります。

ビタミンKは油(脂)に溶けやすい「脂溶性ビタミン」の仲間です。水と油。「水溶性ビタミン」とは真逆の性質を持っています。油で調理して食べるとvitamin_nattoh_350よりたくさん吸収できます。なおビタミンKはビタミンB群のように簡単に尿によって排出されることがなく、過剰摂取になる場合がありまが、健康を害することはないとされています。

 

 

不足すると脳やからだに深刻な影響を及ぼしかねないビタミンB群とビタミンK。でも、ビフィズス菌やその増殖を助ける乳酸菌をじょうずに摂れば腸でもビタミンB群やビタミンK2を作ってくれるんですね。ついでにビフィズス菌や乳酸菌をたくさん含む食物も、ぜひチェックしておいてください。

kijisita_nannokoto
ビフィズス菌 乳酸菌 

 

【記事について】
●医師及び専門家の監修を受けたものではありません。信頼性および薬事法に関しては十分注意を払っておりますが、その点をご理解の上、お読みください。●一般に「Wikipedia」の出典は否定的に捉えられていますが「まとめてわかる!」では引用元が脚注により明記され、運営側から信頼性の疑義がかけられていない記述については、学術的な論文と同様に扱っています。●記載の情報は投稿時のものであり、現在は新しい事実が定説となっている場合があります。また効果を保証するものではありません。個人差があることをご了承ください。 
 icon-exclamation-triangle 「免責事項及び著作権」についてはこちらをご覧ください。

スポンサーリンク

おススメ記事

eyecatch_benpi 1

ウンチが出ない、オナラが溜まるだけではありません。便秘は腸内 …

eyecatch_tsubodesukkiri 2

からだが冷えたり、ストレスによって自律神経が乱れると腸は硬直 …

title_kikenai740 3

そのときの状況によってさまざまな対策法が考えられます。 恋人 …

-「腸」アレコレ, ビタミン
-, , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,

Copyright© まとめてわかる!みんなの「腸とウンチ」 | 教えて・健康・美容・悩み事 , 2017 All Rights Reserved.